人生を変えてくれた道具、第二弾です。
料理を始めたころから、フライパンは鉄のもの、という謎の強固なこだわりがありました。
そして、それを上手く使いこなせず、ずっとフライパン迷子でした。
多少使いづらくても、そういうものなのかな、と半ばあきらめて日々小さいストレスを積み重ねながら毎日使っていましたが、ある日料理家の今井 真実さんがバッラリーニのフライパンを絶賛している記事を読みました。
それが本当にひびく文章だったのです。
今井 真実さんのレシピのファンだったこともあり、試しに、と持っていなかった26㎝サイズのものを購入してみました。
バッラリーニ フライパン 【ヴィピテーノ】・【フェラーラ】
1889年、北イタリアのリヴァローロ村で、家族で開いた小さな工房が始まりといいます。
美味しい食事を手軽に。食卓に笑顔を、そして食を通して「生きる喜び」を伝えたいという信念は130年前から引き継がれ、世界60か国以上で愛されているそうです。
そんなブランドストーリーも納得するほど、届いた26㎝のフラインパンは、もう、本当にびっくりするほど毎日の生活を変えてくれ、なくてはならないものになりました。
よかった点は
①食材がこびりつかないことで、ストレスなく、楽しんで色々な食材やレシピを試せるようになった
・以前は魚料理で、身を返す時に皮や身がくずれてしまって、あぁ~ということも多々ありました。
・作ってみたいな、と思うレシピがあっても、私の技術で鉄のフライパンだときっと上手くいかない、と思いあきらめることことも。
②食材への火の入り方、熱の伝わり方が穏やかで、食材がふっくら美味しく仕上がる
・私の火加減や見極めが下手なだけなのですが、以前はよい感じの焦げ目がつく頃に、野菜など水分が抜けきってしまって、ちりちりしていることもありました。
今では、美味しそうな焼き色がつく頃にはふわっと膨らんで見るからに美味しそう!という状態に仕上がります。
③鍋底は厚みがあるのに、全体の重量が軽く、手に取るときに負担がとても少ない
・取り出すとき、洗うとき、どちらも負担がないことで、ささっと取り掛かれるようになりました。
・といってもグリルに置いたときに簡単に動いてしまうような軽さではなく、ほどよい重量感はあります。
④こびりつきがないことで、料理の片付けが毎回驚くほど簡単になった
・愛用しているミニスパチュラ*で、フライパンに残ったソースを落とし、それでも少し残ったところはウエスでふき取る。
それだけで9割方綺麗(自分比)になるので、あとはスポンジでささっと洗って、水気を吹き上げれば完了です。
[*ブランシェ アソシエ SO スパチュラ ミニ]
・一日の疲れが出る夜。重い鍋を持ち上げてこびりついたソースなどを取ることを考えると、片付けはとても気の重い作業でした。
それが面白いほど簡単に綺麗になるので、取り掛かるのに気合も時間もいらなくなり、他の使ったお皿などもその流れでささっと片付けられるようになりました。
そしてそのおかげでなんと就寝時間も30分以上早くなりました。
40歳も半ばをすぎて健康のベースを支えてくれているのは睡眠だと痛感する毎日。
思わぬところで睡眠時間が増えることになって、バッラリーニと今井真実さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
使っているシリーズ・使っているサイズ
あまりにも使い勝手がいいので、重いことや、こびりつきで困っていた鉄のフラインパン、中華鍋と入れ替えるべく、サイズなどを吟味して追加で購入し、最終的にバッラリーニ製品は3つになりました。
サイズ | シリーズ名 | 重さ(蓋なし) | 使用目的 |
20㎝浅型 | ヴィピテーノ | 510g | 朝食の卵料理やお弁当のおかず作り |
26㎝浅型 | ヴィピテーノ | 835g | 主菜作り(肉、魚) |
28㎝深型 | フェラーラ | 1,117g | チャーハン、パスタソース、餃子、煮込みハンバーグ、カレーなどなど |
バッラリーニのフライパンは公式ホームページをみると13シリーズあります。
価格や重さ(使っている素材)など違いはたくさんありましたが、重量と価格のバランスでヴィピテーノとフェラーラに絞っています。
〇ヴィピテーノ ネロライトコーティング(フッ素樹脂加工)・新4層コーティング
〇フェラーラ グラニチウム エクストリームコーティング(フッ素樹脂加工)・5層コーティング
・使い始めてまだ1年未満なので今後違いが見つかるかもしませんが、今のところ、二つのコーティングについて大きな違いは感じていません。
・今井真実さんもこの2つのシリーズを使われているそうです。
料理家として試作も多くされていると思うのですが、現在5年くらい使われている、ということも選んだ理由(コーティングのはがれづらさ等のひとつです)。
・ヴィピテーノは黒系、フェラーラはグレー系の色合いです。
好みでいうと黒系のほうが食材が引き立つように思えて好きなのですが、グレー系のフェラーラで料理をしていると、石の上で調理している気分になって、いつもちょっと面白い気分でキッチンに立てます。
もしフライパン迷子になっている方がいたら、一度バッラリーニのフライパンもぜひ検討してみてください。
料理家 今井 真実さんについて
確かからあげのレシピから、今井真実さんのレシピのファンになったのだと思います。
すっきり、シンプルな材料と工程で、とても美味しく、家族にも評判よく仕上がる。
料理をするときに、この材料を入れる理由はなんだろう?と疑問に思いがちです。
今井さんのレシピ本ではそれがわかりやすく記されていることが多くて、そこも大きな魅力だと思います。
そして今井さんご自身の明るく柔らかい笑顔も、いつも素敵だな、と思っています。
今井さんのおかげで我が家の簡単で美味しい定番料理が増えました。
レシピに忠実にきっちり測って作る、ということはおおざっぱな性格なのであまりせず、大体の分量、手順をみて作ることが多いです。
それでもいつも美味しく仕上がる、おすすめの一冊です。
(ネットで検索すると今井さんのレシピは沢山出てくるので、そちらもぜひご覧ください!)
毎日大活躍してくれているバッラリーニのフライパンを使った簡単レシピを、時々投稿したいと思います。
読んでくださり、ありがとうございます。
今日がよい日でありますように。
コメント