シャトルシェフを使った手羽元のスープのレシピ2種類を記しておきたいと思います。
「手羽元のスープ」は貧血改善レシピとしてネットなどでもよく紹介されています。
私は漢方薬剤師の堀江 昭佳さんがインスタグラムに掲載されていたものと、抗がん剤の世界的権威といわれている前田 浩さんの著書「40人の証言 最強の野菜スープ」を参考にして作っています。
手羽元のスープ 2種類の材料
2種類とも共通して
[材料]
鶏の手羽元 | 12本 |
昆布 | 10㎝×5㎝ |
生姜 | 1かけ |
小松菜、長ネギ、にんじん、きのこ類、大根、蓮根など5,6種類 | 適量 |
水 | 適量 |
*昆布を入れずにコンソメを入れることもあります。
*野菜は緑の葉野菜はあれば必ず入れ、あとは季節の野菜を中心に選んでいます。
基本の手羽元のスープ 作り方
①沸騰したお湯に手羽元を入れ、1分ほどゆでる。
②お湯を捨てて手羽元を水洗いする。
③シャトルシェフの鍋に手羽元を含め、材料すべてを入れ、煮る。
④沸騰したら昆布をとり、10分ほど煮てシャトルシェフの保温容器に入れる(アクはとる)。
⑤1時間以上おく。
コクのある手羽元のスープ 作り方
①手羽元に塩をふり、30分おいて水気が出てきたらふきとる。
②焦げ付きの落としやすい鍋(私はビタクラフトの多層鍋を使用しています)に油をひいて、手羽元をじっくり焼き両面に焦げ目をつける。
③シャトルシェフの鍋に手羽元を含め、材料すべてを入れ、煮る。
④沸騰したら昆布をとり、10分ほど煮てシャトルシェフの保温容器に入れる。(アクはとる)
⑤1時間以上おく。
Memo 2種類のスープに共通して
*手羽元は30分前に冷蔵庫から出し、常温にもどしておきます。
*味付けはその時食べる分だけ別の鍋に移して行い、残りは冷蔵庫に入れて、次の食事の時にはまた味を変えるということが多いです。(塩→翌日はお味噌など)
*手羽元を除いて、ハンドミキサーを使ってポタージュにすることもあります。
*手羽元のみ別皿に取り出し、洋風のソースをかけたり、シンプルに塩や醤油をかけて食べるのもおすすめです。
*2,3時間保温容器に入れておくと、ほろほろに柔らかくなりスプーンやお箸で簡単に骨から身を外すことができます。
漢方では鶏肉は女性の味方
鶏肉は漢方では血を増やす食材といわれているそうです。
血の原料となる、たんぱく質や鉄分の両方がとれるということ以外にも胃の働きを改善したり、身体を温めたりするといった作用があるといわれています。
また、PMSなど女性ならではの不調にもよいとされているため、薬膳レシピではよく取り上げられています。
「野菜スープ」のこと
前田 浩さんが考案された「最強の野菜スープ」のことはご存知の方もおおいと思いますが、作り方としては
・5,6種類の野菜(理想は6~8種類)を使う
・緑の濃い葉物野菜を必ず入れる
・切った野菜に約3倍の水を加えて、沸騰する直前に火を弱めて30分以上煮る
というシンプルなものです。
「野菜スープ」のメリットとしては、少し加熱するだけで野菜の細胞壁が壊れて、ビタミン、ミネラルだけではなく「ファイトケミカル」に代表される抗酸化物質(酸化による細胞の老化や遺伝子の損傷を防ぐ物質のこと)や水溶性の食物繊維などの有効成分が中のスープに溶け出ることがあげられます。
それが、未病の改善や、免疫力を高めて、かぜやウイルス感染症から身体を守ったり、腸内環境の改善、アンチエイジング、生活習慣病の改善やがんの予防、治療後のQOLを高める、と書かれています。
簡単な方法で沢山の野菜をとることができるので、気負いなく続けやすいですし、何より美味しいので母に教えてもらって以来、野菜スープだけでもよく作っています。
また愛用の道具と合わせて、簡単なレシピをすこしずつ紹介してゆきたいと思います。
お読みくださりありがとうございます。
今日がよい日でありますように。
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